「冷凍」「冷蔵」「常温」宅配弁当のメリット・デメリット

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宅配弁当を検討中の人

宅配弁当は「冷凍」「冷蔵」「常温」が選べるみたい。どういうところが違ってくるのかしら。

このような悩みにお答えします!

冷凍・冷蔵・常温の宅配弁当には、それぞれにメリットとデメリットがあります。

大きな違いは、「賞味期限の長さ」「受け取り回数」「介護食・病人食の有無と種類の豊富さ」「送料」です

業者を選ぶ際の決め手となるので、把握しておくことがとても大切です。

この記事では、配食弁当の冷凍・冷蔵・常温の決め手についてご紹介しています。

ぜひ、自分に合った弁当選びの参考にしてみてください。

目次

「冷凍」弁当はこんな方におすすめ

「冷凍」弁当は、日々忙しい方や介護食・病人食向けの食事が必要な方におすすめ

具体的には、次のような方におすすめします。

  • 自分の好きな時に食べたい
  • 弁当の受け取りはまとめて済ませたい
  • 固いものが食べにくい、または飲み込むときムセるようになった
  • エネルギーやタンパク質、塩分の量などをしっかり制限したい

冷凍弁当は、賞味期限が長いことが最大のメリットです。

1週間分の弁当の受け取りが週1回で済むため、冷凍庫にストックできて自分の好きな日、好きな時間に自由に食べることができます

受け取り日・時間も好きな時間に指定できるため、忙しくて家を空けることの多い方も助かります。

加齢や疾病により、固いものが食べられない、飲み込むときムセてしまう、などの症状でお困りの向けに、やわらか食・ソフト食・ムース食などの食形態も比較的種類が充実している業者が多いです。

また、糖尿病や心疾患、腎臓疾患など、疾病ごとにエネルギーやタンパク質、塩分の量などが配慮された、病人向け弁当の種類も豊富です。

「冷凍」弁当のデメリットと注意点!

冷凍庫のスペースに注意

お弁当1つはそこまで大きくないですが、週1回、5日分のお弁当を受けとるとなると、冷凍庫のスペースに余裕が必要。どうしてもスペースが確保できない‥という方のために、冷凍庫を無料でレンタルできる業者もあります

配送料がかかることがほとんど

「冷蔵」「常温」は送料がかからない業者も多いですが、クール便を使った「冷凍」弁当は送料を負担することが多いです。お住まいの地域にもよりますが、1回の受け取りにつき、だいたい1000円前後の送料が発生します。

ほく

おすすめの「冷凍」弁当は、
ワタミの宅食ダイレクト、食宅便、まごころケア食です。

「冷蔵」弁当はこんな方におすすめ

「冷蔵」弁当は、食事制限が少なく、食事を楽しみたい方におすすめ。

具体的には、次のような方におすすめします。

  • 新鮮さや食感が良く、おいしいお弁当が食べたい
  • 毎日宅配。家族の見守りに役立てたい方
  • 配送料が気になる方
  • 冷凍庫での保管が難しい方

当日調理のため、冷凍のものとはやはり新鮮さが違います

温かいおかずは、電子レンジでの加熱が必要になりますが、 一度冷凍されるとどうしても食材の細胞壁が崩れて解凍時水っぽくなりがちなところ、冷蔵だと食感や風味が保たれていることが多いです。

介護食や病人食への展開が少ない一方で、自由度が高く、日替わりで豊富なバリエーションが楽しめるのも特徴のひとつです。

また、毎日手渡しでの受け取りを基本としているため、高齢者一人暮らしでもご家族は安心。

万一外出していて直接受け取れなかった場合も、業者によっては冷蔵BOXに入れてくれて、置き配も可能です。

「冷蔵」弁当のデメリットと注意点!

賞味期限が短い

当日中あるいは翌日中が賞味期限のことがほとんどなので、食べきれなかった場合や急に予定が入った場合に困ることも。

当日の急なキャンセルができない

家族から急なお誘いがあった、ご近所から差し入れを頂いた、など、急に他の食事がしたいときに予定の変更ができないことが多いです。賞味期限が短いため持ち越しも難しいのがデメリットですね。

介護食・病人向けの食事の種類が少ない

やわらかい食事、嚥下訓練食、成分調整食などの展開がされてないことが多いです。

ほく

おすすめの「冷蔵」弁当は、
ワタミの宅食、コープの宅配弁当です。

「常温」弁当はこんな方におすすめ

「常温」弁当は、生活スタイルが一定で自宅にいることが多い方、ひとり暮らし高齢者におすすめ。

具体的には、次のような方におすすめします。

  • 新鮮さや食感が良く、おいしいお弁当が食べたい方
  • 毎日宅配。安否確認になり、家族の見守りに役立てたい方
  • 配送料が気になる方
  • 冷凍庫での保管が難しい方

常温のメリットはやはり鮮度の良さ!

届いたらすぐ食べれるため、電子レンジで食材が離水されることなく、冷凍ものと比較すると食感が全然違います!

手渡しでの受け取りが基本のため、自宅にいることが多い方向けです。

対面での受け取りということで、一人暮らしの安否確認として、別居のご家族が選択されるケースが多い印象があります。

「常温」弁当のデメリットと注意点!

賞味期限が短い

常温のため賞味期限は2~3時間のことがほとんど。

手渡しが基本のため、受け取りが不便

家族から急なお誘いがあった、ご近所から差し入れを頂いた、など、急に他の食事がしたいときに予定の変更ができないことが多いです。賞味期限が短いため持ち越しも難しいのがデメリットですね。

基本自宅にいることが多く、生活スタイルが一定の方向けです。

ほく

ほく おすすめの「常温」弁当は、
宅配クック123です。

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この記事を書いた人

管理栄養士。
病院でフルタイム勤務。
二児の母として、家事に育児に毎日奮闘中。

保有資格:NST専門療法士、地域糖尿病療養指導士

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